六訂版 家庭医学大全科 「ショイエルマン病」の解説
ショイエルマン病
ショイエルマンびょう
Scheuermann's disease
(運動器系の病気(外傷を含む))
どんな病気か
思春期に発生する
原因は何か
いくつかの背骨の前方部が
以前は脊椎の成長軟骨部の血流障害と考えられ、
発症しやすい年齢は13~17歳の思春期で、やや男子に多い傾向があります。
症状の現れ方
姿勢不良や背・腰痛や脊柱の運動制限が主です。背中が丸くなったり、脊椎が硬くなってお辞儀や反り返りができにくくなったり、痛みや疲労感を訴えます。
検査と診断
X線像では、脊椎成長軟骨部の発育障害による脊椎の上下の辺縁の不整(主に直線上の形状がデコボコの状態になる)像、椎間板の不整像、脊椎の楔状化、著しい脊椎の
脊椎カリエス(
治療の方法
成長期には、さらなる変形の防止と
柳本 繁
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報