ジューンドロップ(その他表記)June drop

デジタル大辞泉 「ジューンドロップ」の意味・読み・例文・類語

ジューン‐ドロップ(June drop)

6月頃、まだ若い果実が自然に落ちること。着果過多などにより樹木そのものが弱るのを防ぐための現象とみられ、強風や病害虫などによる落果は含まれない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のジューンドロップの言及

【落果】より

…開花直後の落果はめしべの機能が不完全だったり,受粉,受精が行われなかったために起こる。開花後1~2ヵ月ころの落果は一般にジューンドロップJune dropと呼ばれ,果実間あるいは果実と枝葉との養分競合の結果,胚の発育停止や養分不足を起こした果実が落果する。雨が多く日照不足の年には養分不足による落果が多く,著しい減収となる場合がある。…

※「ジューンドロップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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