スペアミント油

栄養・生化学辞典 「スペアミント油」の解説

スペアミント油

 セイヨウハッカ精油.清涼感があるので香料として使われる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のスペアミント油の言及

【スペアミント】より

…全草に0.2~0.5%の精油を含む。花つきの地上部を水蒸気蒸留して得られる精油がスペアミント油(ミドリハッカ油)である。ニホンハッカやセイヨウハッカの精油と異なり,メントールを含まず,l‐カルボン55%を含む。…

【ハッカ油(薄荷油)】より

…西洋種であるペパーミント(セイヨウハッカ)の精油はペパーミント油と呼ばれ,メントール成分が50~60%と少なく,ハッカ脳を採取せず,取卸油(収率0.3~1%)自体をハッカ油としているが,芳香に富み良質である。北アメリカ,ヨーロッパに産するスペアミント(ミドリハッカ)から採取されるスペアミント油の主成分は,l‐カルボン(55%)であって,メントールは含まない。また,スペイン,北アメリカに産するペニローヤルミントを原料とするペニローヤル油は,d‐プレゴン(85~90%)を主成分とするのが特徴である。…

※「スペアミント油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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