タルノボ(読み)たるのぼ(その他表記)Tǎrnovo

日本大百科全書(ニッポニカ) 「タルノボ」の意味・わかりやすい解説

タルノボ
たるのぼ
Tǎrnovo

ブルガリア中北部の古都ベリコ・タルノボの1965年までの名称

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のタルノボの言及

【ブルガリア】より

…ビザンティン帝国は北のノルマン人と北西のハンガリー人の侵攻に対する対応に追われていたので,国内での権威はゆるんでいた。そこで,タルノボ(現ベリコ・タルノボ)一帯を掌握していたクマン系のブルガリア人貴族ペータルPetâr(?‐1197)とアセンAsen(?‐1196)の兄弟が蜂起を宣言し(アセン兄弟の蜂起),ペータルはブルガリア皇帝(ツァール)に推戴された。蜂起軍はブラフ人〈アルーマニア人〉の項目参照)やクマン人の協力も得,バルカン山脈を越えてトラキアに侵入した。…

【ベリコ・タルノボ】より

…人口10万(1990)。1965年までタルノボTǎrnovoと呼ばれた。ソフィアの東方240kmに位置し,ソフィアに遷都されるまでのブルガリアの首都であった。…

※「タルノボ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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