チェックサム(読み)チェック サム

デジタル大辞泉 「チェックサム」の意味・読み・例文・類語

チェック‐サム(check sum)

データ転送が正しくなされたことを調べる検出方法の一。いくつかのデータ列に分割し、データ列の数値の和であるチェックサムを同時に送信する。受信側でも同様にデータ列の数値の和を求め、チェックサムと一致するかどうかを調べることにより、転送エラーの検出をする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「チェックサム」の解説

チェックサム

データの信頼性確認するためのチェック方法のひとつ。データを送受信する際、正しくデータが送信できたかどうかの確認に使われる。サムチェックとも呼ぶ。たとえば、送信するデータをブロックに区切り、それぞれ符号化して加算した値を一緒に送信する。受信した側も同様の方法で加算し、求められた値が届いた値と同じであればデータが正しく送信されたことになる。ただし、単純な加算による計算のため、偶然、同じ数値になる可能性があり信頼性はあまり高くないが、簡易的な通信の確認として用いられる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android