ディークマン縮合(読み)ディークマンシュクゴウ

化学辞典 第2版 「ディークマン縮合」の解説

ディークマン縮合
ディークマンシュクゴウ
Dieckmann condensation

鎖式ジカルボン酸エステルにナトリウム,ナトリウムアルコキシド,NaHなどの塩基を作用させ,分子内クライゼン縮合によって2-オキソシクロアルカンカルボン酸エステルを生成する反応.たとえば,アジピン酸ジエチルから2-オキソシクロペンタンカルボン酸エチルが得られる.

この反応では,五員環,六員環以外の大きさの環は生成しにくい.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む