トサカモドキ(読み)とさかもどき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「トサカモドキ」の意味・わかりやすい解説

トサカモドキ
とさかもどき
[学] Callophyllis

紅藻植物、ツカサノリ科トサカモドキ属中の諸種総称。藻体は赤紅色あるいは暗紅色で、形は扁平(へんぺい)な薄膜葉片の縁辺が不定の裂開片になるもの、細長い分岐体になるもののほか、とさか状になるものもある。温暖海の浅海底に生育し、30センチメートル以下の体が多い。代表種にはホソバノトサカモドキC. japonica Okam.、ヒロハノトサカモドキC. crispata Okam.などがある。

[新崎盛敏]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む