トロイダルコイル(その他表記)toroidal coil

デジタル大辞泉 「トロイダルコイル」の意味・読み・例文・類語

トロイダル‐コイル(toroidal coil)

円環にそって巻かれたコイル。トーラス状の磁力線を形成するために用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のトロイダルコイルの言及

【核融合炉】より

…このシールドをコンクリート等で行うと上記ブランケット部の分解・修理に支障をきたすから,取りはずし可能の可動式とするか,あるいは新しいアイデアとして水の中に全体をつけるスイミング・プール構造等の検討もなされている。
[超電導コイル]
 トカマク炉における超電導コイルの動作モードに関しては,トロイダルコイルに対しては定常動作が,変流器コイルとか平衡コイルに対してはパルス動作が行われる。一般の超電導は,完全な直流電流に対しては電気抵抗を示さず無損失である。…

※「トロイダルコイル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android