バートガスタイン(その他表記)Badgastein

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バートガスタイン」の意味・わかりやすい解説

バートガスタイン
Badgastein

ガスタインともいう。オーストリア中部,ザルツブルク州の温泉地。州南部,ホーエタウエルン山地とニーデレタウエルン山地との境界部の北麓,ガスタイン谷に位置する。温泉が湧き出ることで 13世紀から知られ,19世紀以降は保養地およびウィンタースポーツ地として世界的に有名になった。人口 5728 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のバートガスタインの言及

【ザルツブルク[州]】より

…これに代わって観光収入の比重が高まり,諸州の中でチロルに次ぐ多くの観光客を集める。ラジウム温泉のバートガスタインBadgasteinは,ザールバハSaalbach,カプルーンKaprunとともに冬季スポーツの中心。ツェル・アム・ゼー,ザルツカンマーグートの湖沼群は夏の保養地として名高い。…

※「バートガスタイン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む