パネート細胞

栄養・生化学辞典 「パネート細胞」の解説

パネート細胞

 小腸クリプト底部にあるエオシンによく染まる大きい顆粒をもった円柱状の細胞

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のパネート細胞の言及

【十二指腸】より

…この部分を腸陰窩(か)または腸腺,リーベルキューン腺Lieberkühn’s glandという。ここにはパネート細胞Paneth’s cellがみられ,そのほか粘液を分泌する杯(さかずき)細胞(杯細胞は腸陰窩以外の粘膜上皮層にも点在する)や,セクレチン,コレシストキニン(CCK),モチリン,ガストリンなどの消化管ホルモンを分泌する種々の内分泌細胞がある。粘膜固有層にはリンパ小節が多数存在し,免疫防御機能を果たしている。…

※「パネート細胞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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