日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヒメバショウ」の意味・わかりやすい解説
ヒメバショウ
ひめばしょう
→カラテア
→カラテア
…リュウキュウイトバショウのように偽茎から繊維をとり出して芭蕉布(ばしようふ)やマットを編んだり,潤大な葉は食料品を包むのに広く利用されているし,巻きタバコの巻紙代用にもされる。 野生のバナナの種は東南アジアからニューギニアに30種以上も知られ,ヒメバショウM.coccinea Andr.のように花の美しいものは観賞に用いられ,また種子のデンプン質の胚乳や若芽,花序が食用にされる種も多い。南太平洋域には東南アジア起源のバナナとは異なるフェイバナナM.fehi Bert.ex Vieill.が地方的に栽植されている。…
※「ヒメバショウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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