日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビハール炭田」の意味・わかりやすい解説 ビハール炭田びはーるたんでんBihar インド、ビハール州、および一部オディシャ(オリッサ)州にまたがって分布する炭田地区の総称。ラーニガンジ、ジャーリア、ボカロ、カランプラアなどの諸炭田がある。コルカタ(カルカッタ)の北西約100キロメートルに位置するラーニガンジ炭田は、インドのもっとも代表的炭田として知られている。また、ジャーリア炭田は粘結炭を産するため、重要視されている。この区域の総埋蔵炭量は約47億トンといわれる。[木下重教] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例