ピチカート・ポルカ

デジタル大辞泉プラス 「ピチカート・ポルカ」の解説

ピチカート・ポルカ

オーストリアの作曲家ヨーゼフ・シュトラウスとヨハン・シュトラウス2世が1869年頃に共同で作曲した管弦楽曲ポルカ)。原題《Pizzicato Polka》。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のピチカート・ポルカの言及

【シュトラウス】より

…このようなワルツ創作は晩年の三名作といわれる《春の声》(1883),《皇帝円舞曲》(1890),《もろ人よ,手をとり合え》(1892)に至るまで続き,約170曲を数える。またポルカも,弟ヨーゼフJosef(1827‐70)との合作《ピチカート・ポルカ》(1869)をはじめとして,生涯を通じて創作し,その総数は約120曲にのぼる。一方,70年代に入って,当時パリで流行していたオペレッタにも手を広げ,《こうもり》(1874)や《ジプシー男爵》(1885)に代表される18曲を書き残している。…

※「ピチカート・ポルカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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