世界の観光地名がわかる事典 「ピマイ遺跡」の解説 ピマイいせき【ピマイ遺跡】 タイ東北部の小都市ピマイの旧市街にある遺跡。パノムルン遺跡歴史公園とともに、タイを代表するクメール遺跡である。ピマイは、タイ北東部のイサーン地方最大の都市ナコンラーチャシーマー(旧コラート)から車で約1時間の距離にある。タイ東北部はかつてクメール人のアンコール王朝の領域だったところで、同王朝の都市として発展したピマイ旧市街は南北500m、東西300mの城壁で囲まれ、この城壁内にはタイで最大とされるクメール遺跡があり、その一帯がピマイ遺跡公園として整備されている。公園正面のクメール様式の塔のある中央寺院は、12世紀ごろに建造されたものである。◇正式名称は「Phimai Historical Park」。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報