ファインケミストリー(その他表記)fine chemistry

デジタル大辞泉 「ファインケミストリー」の意味・読み・例文・類語

ファイン‐ケミストリー(fine chemistry)

医薬品化粧品・写真材料など付加価値の高い化学製品を多品種・少量生産するための、生産技術に関連した化学の総称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のファインケミストリーの言及

【ファイン・ケミカル】より

…具体的には医薬品,農薬,合成染料,有機顔料,塗料,香料,化粧品,接着剤,写真感光材料,セッケン,合成洗剤,界面活性剤,環式中間物などを指す。またこの分野を研究・開発する化学をファイン・ケミストリーfine chemistryという。ファイン・ケミカルの特徴としては,その製品の市場規模が1品目当り数億円から300億円程度と大きくないため,新規参入があると供給過剰が発生しやすいこと,また品種が多く,かつその一つ一つで製法が異なることである。…

※「ファインケミストリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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