ファインケミストリー(その他表記)fine chemistry

デジタル大辞泉 「ファインケミストリー」の意味・読み・例文・類語

ファイン‐ケミストリー(fine chemistry)

医薬品化粧品・写真材料など付加価値の高い化学製品を多品種・少量生産するための、生産技術に関連した化学の総称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のファインケミストリーの言及

【ファイン・ケミカル】より

…具体的には医薬品,農薬,合成染料,有機顔料,塗料,香料,化粧品,接着剤,写真感光材料,セッケン,合成洗剤,界面活性剤,環式中間物などを指す。またこの分野を研究・開発する化学をファイン・ケミストリーfine chemistryという。ファイン・ケミカルの特徴としては,その製品の市場規模が1品目当り数億円から300億円程度と大きくないため,新規参入があると供給過剰が発生しやすいこと,また品種が多く,かつその一つ一つで製法が異なることである。…

※「ファインケミストリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android