プランマー病

栄養・生化学辞典 「プランマー病」の解説

プランマー病

 甲状腺機能亢進症で,甲状腺内の腺腫から制御されることなくホルモンが多量に分泌されるために起こる疾病

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のプランマー病の言及

【甲状腺】より

…甲状腺機能亢進症を起こす病気はいくつもあるが,日本ではバセドー病が圧倒的に多い。ほかには,甲状腺結節(腺腫)がホルモンを過剰に分泌するプランマー病,炎症による破壊のため蓄えられていた甲状腺ホルモンが血中に流出する亜急性甲状腺炎の病初期,まれに脳下垂体などの腫瘍からの甲状腺刺激ホルモンの過剰分泌,絨毛(じゆうもう)性腫瘍からの甲状腺刺激物質の分泌,さらに甲状腺ホルモン剤の大量摂取による甲状腺機能亢進症がある。甲状腺ホルモンは種々の臓器に働き,その代謝回転を速める。…

※「プランマー病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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