栄養・生化学辞典 「ペクチニン酸」の解説 ペクチニン酸 D-ガラクツロン酸がα1→4結合した酸性多糖のうちメトキシル基が非常に少ないもの.砂糖や酸によってゲル化する. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のペクチニン酸の言及 【ペクチン】より …ペクチン質pectic substanceはセルロース繊維などとともに植物の細胞壁を構成する。主成分はD‐ガラクツロン酸がα‐1,4結合した高分子の酸性多糖(ポリガラクツロナン)であり,プロトペクチン,ペクチニン酸,ペクチン,ペクチン酸などから成る。プロトペクチンは,水に不溶性のコロイド状物質で,酵素や酸,アルカリの作用でペクチンやペクチニン酸を生ずる。… ※「ペクチニン酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by