ホリドール(その他表記)Folidol

世界大百科事典(旧版)内のホリドールの言及

【パラチオン】より

…無色,無臭の油状物質で,きわめて強力な殺虫作用を示し,とくにニカメイチュウ,シンクイムシ,ウンカ,ヨコバイ,カメムシ,アブラムシなど稲作害虫に対する効果が大きい。51年にバイエル社からホリドールFolidolという商品名で日本に輸入され,多量に使用されたが,人畜に対する急性毒性50%致死量LD50=6mg/kg(マウス,経口)と著しく高い欠点を有し,さらにその後の開発研究によって低毒性の有機リン酸エステル類が続々と開発されたため,日本では69年にその製造が中止され,71年に使用禁止となった。パラチオンによる殺虫作用は,神経の刺激伝達に関与するアセチルコリンエステラーゼという酵素の活性を阻害し,それによって神経系における正常な刺激伝達を攪乱することによって引き起こされることが証明されている。…

※「ホリドール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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