マクデブルク半球(読み)マクデブルクはんきゅう

百科事典マイペディア 「マクデブルク半球」の意味・わかりやすい解説

マクデブルク半球【マクデブルクはんきゅう】

17世紀半ば物理学者でマクデブルク市長のゲーリケ大気圧の大きさを示すために使った2個の金属製半球。半球を密着させ空気ポンプで中の空気を抜くと,8頭の馬2組で引かせても引き離すことができず,見る人を驚かせたという。→真空

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android