マノエル・デ・オリベイラ(読み)まのえる・で・おりべいら

知恵蔵mini の解説

マノエル・デ・オリベイラ

ポルトガル映画監督。世界最高齢の映画監督として知られる。1908年、ポルトガル・ポルト市生まれ。当初俳優として活動し、31年、短編ドキュメンタリー「ドウロ河」で監督デビュー。41年には自身初の長編映画を作った。74年のクーデターによりポルトガルの独裁政権が倒れ表現の自由を得ると、旺盛に活動を始め世界的に注目を浴びるようになる。99年「クレーヴの奥方」で第52回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞し、2008年には第61回同映画祭で生涯功労賞を受賞した。最新作は12年の「家族の灯り」など。生涯に50以上の長編映画と多数のドキュメンタリーを残し、15年4月2日に死去した。享年106。

(2015-4-06)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

マノエル・デ・オリベイラ
まのえるでおりべいら

オリベイラ

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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