メトープ(その他表記)metope

世界大百科事典(旧版)内のメトープの言及

【ギリシア美術】より

…また上にトリグリュフォスがのる所には,タイニアの下に6個の木栓のような形をした露玉装飾(グッタ)をつけたレグラがつけられる。フリーズには,やげん形の縦溝で3本の縦棒のように見えるトリグリュフォスと,ほぼ正方形の浮彫石板(メトープ)が交互に並べられる。トリグリュフォスの中心線は,柱の中心線上と柱間の中央に置かれるのが原則であるが,両端の柱の上にあるトリグリュフォスは,中心を柱中心とそろえるのではなく,フリーズの端に置かれることになっている。…

※「メトープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む