…しかしその中には,ときとして胸をつかれるような苛烈(かれつ)な愛と哀しみが点綴(てんてつ)され,ユダヤ系作家の人間観がかいま見える。また,デーブが開発した〈ロトスコープ〉(実写の動作をアニメーションにひきうつす方法)をはじめ,扇形のミニチュアの前にセルを立て,移動の背景に立体感を出す方法など,科学好きのフライシャー兄弟が1940年までに取ったパテントは,75にも及ぶという。長編第1作《ガリヴァー旅行記》(1939)は平板なできだが,原作の知名度で観客を集めた。…
※「ロトスコープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...