化学辞典 第2版 「ロベリアアルカロイド」の解説
ロベリアアルカロイド
ロベリアアルカロイド
lobelia alkaloid
キキョウ科薬用植物ロベリア草Lobelia inflataをはじめ,同属のL. cardinalis,L. sessilfoliaなどに含まれるアルカロイドの総称.ピペリジンアルカロイドに属する.ロベリア草はアメリカインディアンが古くからぜん息に用いてきたもので,アルカロイドには粘膜刺激作用がある.代表的なものにロベリン,ロベラニン,ロベラニジン,ロビナリンなどがある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報