百科事典マイペディア 「ワシントン輸出入銀行」の意味・わかりやすい解説
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…本部ワシントン。1934年に,旧ロシア帝国の対米外債処理を目的としてコロンビア地区の特別区法に基づいてワシントン輸出入銀行の名で設立された。第2次大戦中は,軍事政策に沿った対外信用供与を行った。…
…政府開発援助と輸出信用の供与は密接な関係をもっており,おもな先進国は政府援助機構の構築と並行して輸出信用供与機関を整備してきた。輸出信用供与機関の創設が本格化したのは第2次大戦後であるが,アメリカでは,1934年にワシントン輸出入銀行(1968年アメリカ輸出入銀行に改称)を創設して,一次産品価格の低下で外貨不足にあえぐ中南米諸国向けの輸出振興に力を注いでおり,輸出延払信用供与は沿革的には両大戦間にさかのぼる。主要先進国が輸出振興のための金融支援(export promotion credit)の措置を強化して輸出市場の拡大を図った結果,いろいろな弊害が生じてきた。…
※「ワシントン輸出入銀行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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