世界大百科事典(旧版)内のワンチップCPUの言及
【マイクロコンピューター】より
…中央処理装置(CPU)の部分が1個のLSI(大規模集積回路)化されたものをマイクロプロセッサーといい,これを利用して作られた超小型コンピューターをいう。マイクロプロセッサーは,ワンチップCPUともいい,この種のLSI素子は大量生産が行われて安価になっているため,家電製品,乗用車,計測器などの機器やパーソナルコンピューター,日本語ワードプロセッサー,インテリジェント端末機などの心臓部として盛んに使われている。最初にマイクロプロセッサーが登場したのは1971年で,日本の電卓メーカーの依頼で,アメリカのインテル社が開発した4004型と呼ばれる素子である。…
※「ワンチップCPU」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」