アメリコ・カストロ(読み)あめりこかすとろ

世界大百科事典(旧版)内のアメリコ・カストロの言及

【アンダルス】より

…現代スペイン国家の形成に関するイスラムの役割いかんについては,古くからスペインの歴史家の間で論争がある。イスラムの役割を過小にみるサンチェス・アルボルノースClaudio Sánchez‐Albornoz(1893‐ )のような学者もいるが,今日ではアメリコ・カストロAmérico Castro(1885‐1972)が主張したように,イスラムの積極的貢献を認める見解が支配的である。アンダルスはシチリアとともに東西交流の主要な場であったことに変りはない。…

※「アメリコ・カストロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」