イソプレン則

栄養・生化学辞典 「イソプレン則」の解説

イソプレン則

 イソプレノイド系化合物の炭素骨格は複数個のイソプレンが同一方向で結合しているという仮説

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のイソプレン則の言及

【イソプレン】より

… 精油,樹脂,弾性ゴム,カロチノイド色素,ビタミンAなど,天然にはイソプレンの重合体,誘導体とみなすことができるものが多い。これらをテルペンと総称するが,その炭素骨格がイソプレンの炭素骨格から成ることをイソプレン則という。表におもなものと重合様式の一例を示す。…

【テルペン】より

… テルペンは天然には多くの混合物として産出する。そのおのおのの化合物の分離,確認はきわめて困難であったが,O.ワルラハが精油成分の解明に顕著な業績をあげ,テルペンの基本骨格がイソプレンの頭部・尾部結合であるというイソプレン則を提出して(1887)以来,テルペン類の研究が大いに発展した。テルペン炭化水素はその構造上,鎖状,単環状,双環状の3種類に分類される。…

※「イソプレン則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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