イルエビレーヌ県(読み)イルエビレーヌ(その他表記)Ille-et-Vilaine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イルエビレーヌ県」の意味・わかりやすい解説

イルエビレーヌ〔県〕
イルエビレーヌ
Ille-et-Vilaine

フランス西部,ブルターニュ地域 (レジオン) の県。県都レンヌ。レンヌ盆地内のビレーヌ川にのぞみ,砂岩質の小岩脈がみられるほかは,ゆるやかな丘陵地内に「ボカージュ」と呼ばれる生垣や土堤で囲まれた畑や農家が散在する。県北部のモンサンミシェル湾に面するドルの大湿地帯は,干拓により,県内で最も豊かな農業地帯となり,レンヌ周辺とともに野菜栽培が盛ん。コムギの産も多く乳牛,ブタの飼育も盛んである。シードル酒の原料として牧草地内に多かったリンゴの木は近年減少。工業は,レンヌの自動車,機械,印刷,既製服工業,フージェールの靴製造など。北部海岸のカンカル以西はコートデムロード (エメラルド海岸) と呼ばれる観光地帯で,ディナール,サンマロ,カンカルなど海水浴場も多い。またサンマロ,サンセルバン,カンカルなどを基地とする漁業,カンカルのカキ養殖も重要。サンマロ南方のランス河口三角江に世界最初の潮汐発電ダムがある。面積 6775km2。人口 79万 8718 (1990) 。

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