ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 ウィンブルドン選手権大会ウィンブルドンせんしゅけんたいかいWimbledon Championships 世界最古のテニスのトーナメント大会。正式名称はザ・ローンテニス・チャンピオンシップ The Lawn Tennis Championships。1877年ロンドン郊外のウィンブルドンにあったオールイングランド・クローケ・アンド・ローンテニスクラブ(1882オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケクラブに改称)が第1回大会を開催,男子 22人が参加した。毎年 6月末~7月初めに開催され,センターコートはこの大会期間中の 2週間しか使用されないことで有名。全豪オープン,全仏オープン,全米オープンテニス選手権大会を含めた世界四大大会のなかで唯一芝生のコートで試合を行なう。1913年から男女シングルスおよびダブルス,混合ダブルスの 5種目となった。1968年テニスのオープン化によって四大大会へのプロ選手出場が解禁され,ウィンブルドン選手権大会もオープン大会となった。優勝杯はイギリス王室の代表から手渡されるのが慣例となっている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by