エビヅルノムシ

改訂新版 世界大百科事典 「エビヅルノムシ」の意味・わかりやすい解説

エビヅルノムシ

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のエビヅルノムシの言及

【ガ(蛾)】より

…ブドウの新梢や枝に入って虫こぶ状の膨らみをつくるブドウスカシバは,ブドウ園の重要害虫である。しかし,これの老熟幼虫の入った膨れた枝を剪定し,幼虫を取り出しブドウノムシとかエビヅルノムシと呼び,秋から春にかけて釣餌として市販している。(2)茎に食入するもの アワノメイガ(トウモロコシ,キビ,アワなど),イッテンオオメイガ(イネ),ニカメイガ(イネ,マコモ,ヨシなど)。…

【ブドウスカシバ(葡萄透翅)】より

…ブドウ園の害虫として昔から注目されてきた。害虫駆除を兼ねて秋に剪定(せんてい)された虫こぶのついた小枝は業者に売られ,中に潜んでいる幼虫を釣餌や小鳥の餌にするため,エビヅルノムシあるいはブドウムシとして市販されている。販売期間は,秋から早春に蛹化するまでの期間である。…

※「エビヅルノムシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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