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カダフィ大佐 カダフィタイサ

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

カダフィ大佐

1942年、北部シルト生まれ。遊牧民出身で、アラブ民族主義を唱えたエジプトの英雄ナセルを信奉した。士官学校入学後、自由将校団を結成。27歳だった69年9月、仲間とともに無血クーデターを起こして国王を追放した。当時は大尉だったが、特進して大佐になり、革命評議会議長に。翌年には首相兼国防相となるが、「人民による直接統治」を掲げ、政府や議会を廃止。自身も「公職」を離れた。事実上の元首として独裁政治を行うが、具体的な役職がないため、「大佐」の肩書が便宜上よく使われる。国内の報道機関は「革命指導者」と呼称するが、公式には「兄貴」を意味するアラビア語アフ」を付けている。遊牧民の生活にこだわり、訪問先の外国でもテントを張って宿泊する。

(2011-02-22 朝日新聞 朝刊 2総合)

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