(大迫秀樹 フリー編集者 / 2011年)
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リビアの軍人政治家。リビアではカザーフィないしガザーフィと発音する。中部リビアの町シルテに近い砂漠で遊牧民の子として生まれる。中学時代からナセル思想の影響を受け、ベンガジの士官学校在学中に同期生と自由将校団を組織して革命計画を練った。1965年通信部隊に配属され、翌1966年イギリスで研修を受けた。1969年9月に無血クーデターによって王制を倒して軍事政権をつくり、革命評議会議長、軍最高司令官に就任した。1977年3月、革命評議会を廃止し、全国人民会議書記長に就任したが1979年に辞任した。公式には大統領ではなく革命指導者という称号を用いているが、事実上の実力者・元首として権力を一身に集中し、豊かな石油収入を背景として意欲的な経済開発政策と強硬路線にたつ外交政策を進めた。しかし2003年以降は国際協調路線に変え、米欧やロシアとの関係を強めた。著書に、資本主義でも社会主義でもないという意味での第三の普遍理論を目ざす『緑の書』3巻(1976~1979)がある。
[宮治一雄]
『藤田進訳『緑の書』増補新版(1993・第三書館)』
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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