カルトムービー(読み)かるとむーびー(英語表記)cult movie

知恵蔵の解説

カルトムービー

特定のものに対する熱狂的な崇拝といった宗教現象にかかわる言葉“カルト"から連想して映画にも使われ始めたもので、一部の熱烈な愛好者たちに支持されるマイナー映画をこう呼ぶ。ジャン=リュック・ゴダール監督作品などのように難解なものから、「イージー・ライダー」のように映画の存在そのものが神格化された作品まで範囲は広い。観客の大量動員といった爆発的な興行性には乏しいが、ミニシアターなどの単館で長期に、あるいは繰り返し上映されることで興行収入を維持。日本映画には鈴木清順監督の「けんかえれじい」や中川信夫監督の「地獄」といった作品がある。

(宮本治雄 映画ライター / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉の解説

カルト‐ムービー(cult movie)

一部の愛好家からは、熱狂的な支持を受ける映画。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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