…アメリカ映画(1969製作)。ロック・ミュージックと麻薬とヒッピーとベトナム反戦という1960年代末期の〈カウンターカルチャー(対抗文化)〉の象徴として神格化された,いわゆる〈カルト・ムービー(偶像映画)〉。反逆する青春の証明としての〈バイク・フィルム(オートバイ映画)〉《ワイルド・エンジェル》(1966),LSD映画《白昼の幻想》(1967)に次ぐピーター・フォンダ主演の画期的な青春映画で,この映画の製作も担当したフォンダと,監督・共演のデニス・ホッパー(《理由なき反抗》やバイク・フィルム《続地獄の天使》(1967)に出演している)と,BBSという独立プロから製作に加わったバート・シュナイダーの3人がなけなしの金をはたいて自主製作した。…
※「カルトムービー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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