コリジン

化学辞典 第2版 「コリジン」の解説

コリジン
コリジン
collidine

2,4,6-trimethylpyridine.C8H11N(121.18).sym-コリジンまたはγ-コリジンともいう.骨油より分留して得られる.アセトン尿素塩化亜鉛の存在下で加熱して合成される.液体.沸点171~172 ℃.2,4,6-トリメチルピリジン(2,4,6-コリジン)のほかに,2,4,5-トリメチルピリジン(2,4,5-コリジン,沸点165~168 ℃),2-メチル-4-エチルピリジン(沸点179 ℃),および4-メチル-3-エチルピリジン(沸点195 ℃)が知られている.[CAS 108-75-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

カスハラ

カスタマー(顧客)とハラスメント(嫌がらせ)を組み合わせた造語「カスタマーハラスメント」の略称。顧客や取引先が過剰な要求をしたり、商品やサービスに不当な言いがかりを付けたりする悪質な行為を指す。従業...

カスハラの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android