世界大百科事典(旧版)内のコンベアF102の言及
【断面積の法則】より
…いわゆるコカ・コーラのびん形という胴体である(図)。この法則は当時どうしても音速を超えることができなかったアメリカの全天候戦闘機コンベアF102に適用され,胴体を再設計したF102Aがマッハ1.25の超音速飛行に成功して一躍有名になった。その後ホイットカムは,この法則の断面積をマッハコーン(衝撃波面が形成される円錐面)に沿って算出することとし,超音速域の任意の速度で抵抗減少をはかれるようにした。…
※「コンベアF102」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」