コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ナリオコトメ・ボーイ なりおことめぼーいNariokotome boy

知恵蔵の解説

ナリオコトメ・ボーイ

ホモ・エルガステルの少年個体骨格化石に付けられた愛称。トゥルカナ・ボーイとも呼ばれる。1984年、ケニアのトゥルカナ湖西岸のナリオコトメでA.ウォーカーが発見した。全身の60%の骨が残っており、エルガステルの成長過程が明らかになった画期的な化石標本。年代は約155万年前。第2大臼歯が生えているので、現代人なら12歳に当たるが、当時は成長が速かったので、10歳と推定。身長はすでに160cmあるので、成長すると180cmを超えたらしい。腕や脚が非常に細長く、熱帯での長距離移動に適した体型と考えられる。

(馬場悠男 国立科学博物館人類研究部長 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android