ニグロ・ルネサンス(読み)にぐろるねさんす

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニグロ・ルネサンス」の意味・わかりやすい解説

ニグロ・ルネサンス
にぐろるねさんす

ハーレム・ルネサンス

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のニグロ・ルネサンスの言及

【黒人文学】より


[アメリカ合衆国の場合]
 アメリカ黒人の文学の発祥は18世紀半ばの少数の詩作品にまでさかのぼるが,最初の小説はブラウンWilliam Wells Brownの《クローテル――大統領の娘》(1853)である。20世紀に入って職業作家の出現が少数ながら見られたが,1920年代にはニューヨークのハーレムを中心に,〈ニグロ・ルネサンス(ハーレム・ルネサンス)〉と呼ばれる活発な文芸活動が始まり,この勢いは第2次大戦後の状態の基礎になった。この時期には,J.L.ヒューズ,カレンCountee Cullen,マッケーClaude McKay,トゥーマーJean Toomerら有能な小説家や詩人が輩出した。…

※「ニグロ・ルネサンス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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