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ネットカフェ難民 ねっとかふぇなんみん

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知恵蔵2015の解説

ネットカフェ難民

主に経済的理由で家やアパートなどに住むことができず、安ければ1000円ほどで一晩中過ごせるインターネットカフェで寝泊まりする人たちを指す。若者が多いが、職を失った中高年世代もいる。住居を持たないという意味ではホームレスの一歩手前であり、多くは日払いのアルバイトで生計を立てているため恒常的なアルバイトにさえつけず、この生活から抜け出せない。2007年8月の厚生労働省調査ではネットカフェ難民が全国で5400人という数字が報告されている。もっとも、こうしたライフスタイルを積極的に選ぶ若者たちもいるわけで、ネットカフェで過ごすことを一律に「難民」視することに異論もある。また近年、非正規雇用の増加で、働いても十分に収入を得られない労働者を「ワーキングプア」と呼ぶが、ネットカフェはこうしたワーキングプアの緊急避難場所になっているのである。

(稲増龍夫 法政大学教授 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ネットカフェ難民

「家賃が払えない」などの理由で住む家がなく、24時間営業のインターネットカフェで、主に寝泊まりする人たち。年齢別では20代に最も多く、日雇い派遣などの非正規労働者が多い。厚生労働省の8月の調査では、全国に5400人いるとされる。業界団体「日本複合カフェ協会」は9月、「ネットカフェ難民」という言葉の使用を控えるよう求める緊急アピールを公表している。

(2007-12-25 朝日新聞 朝刊 福島中会 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

ネットカフェ‐なんみん【ネットカフェ難民】

終夜営業のインターネットカフェなどで寝泊りしている人々のこと。不安定な雇用状態あるいは失業状態にあり、安定した住居を持てない人が多い。ネカフェ難民。→マクドナルド難民

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