バンドン十原則(読み)バンドンじゅうげんそく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「バンドン十原則」の意味・わかりやすい解説

バンドン十原則
バンドンじゅうげんそく

平和十原則」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のバンドン十原則の言及

【アジア・アフリカ会議】より

…平和地域を拡大し東西間の緊張を積極的に緩和することを目指して,セイロン(現,スリランカ),インド,パキスタン,インドネシア,ビルマ(現,ミャンマー)の〈コロンボ・グループ〉が招請したこの会議は,日本,中国を含むアジア15ヵ国,中東8ヵ国,アフリカ6ヵ国,計29ヵ国の正式参加をえ,反帝国主義・反植民地主義を基調としてアジア・アフリカの連帯を強めるのに貢献した。この会議で採択されたいわゆる平和十原則(バンドン十原則)は,1954年4月に中国とインドが〈チベットに関する協定〉のなかで確認した平和五原則を拡大発展させたもので,その普遍性はいまなお失われていない。このようにアジア,アフリカ諸国の平和への願望と反帝国主義・反植民地主義的連帯をはじめて形に表したという意味で,アジア・アフリカ会議は未曾有の歴史的会議であったが,60年代に入って,植民地主義からの解放が最も遅れていたアフリカでも〈独立の時代〉が過ぎ去ると,反帝国主義・反植民地主義を基調とするアジア,アフリカ諸国の連帯も,その強さをしだいに失っていった。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」