出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
…帝国主義戦争としての第1次大戦の原因は一方的にドイツに帰せられたが,このことは膨大な経済的負担と相まってドイツ人の間に報復主義的感情を植えつけ,ナチス台頭の一因となった。他方,戦争責任論議とともに戦争防止の必要が叫ばれ,1928年には国策遂行の手段としての戦争を違法化したパリ不戦条約が締結された。 第2次大戦の惨禍と人命損失は空前のものになり,反ファシズムと民主主義擁護を戦争目的に掲げる連合国は,戦争責任問題の処理を戦後政策の最大の目標にした。…
※「パリ不戦条約」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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