フォーレル標準色(読み)フォーレルひょうじゅんしょく

百科事典マイペディア 「フォーレル標準色」の意味・わかりやすい解説

フォーレル標準色【フォーレルひょうじゅんしょく】

湖沼や海の水色(すいしょく)を決定する基準色。フォーレルが1888年藍(あい)色液および黄色液をつくった。藍色液は硫酸銅1g,アンモニア5gを水に溶かして200ccにする。黄色液は中性クロム酸カリウム1gを水に溶かして200ccにする。前者対後者を次のような比に混ぜ,I〜XIのローマ数字で色階を表した。I(100:0),II(98:2),III(95:5),IV(91:9),V(86:14),VI(80:20),VII(73:27),VIII(65:35),IX(56:44),X(46:54),XI(35:65)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android