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水色 みずいろ

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色名がわかる辞典の解説

みずいろ【水色】

色名の一つ。JISの色彩規格では「うすいみの」としている。一般に、晴れた空の色が映し出された水の色ような、ごく薄い青のこと。空色よりも少し薄い。『万葉集』では「水縹みはなだ」と詠まれているが、やがて平安時代になると水色というようになった。縹色はタデ科アイだけを用いて染めた濃い青。水色も古くは薄い藍染あいぞめの色であった。澄んで美しい淡水でなければ水色にはならない。そのためか、清純さや清々しさがイメージされ、ポピュラーな色として好まれている。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
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デジタル大辞泉の解説

すい‐しょく【水色】

水のような色。薄い青色。みずいろ。
海面・湖面を上方から見たときの水の色。ふつう11の階級に区分される。
茶をいれたときの色。「水色のよい玉露」
水辺の景色。「山容水色

みず‐いろ〔みづ‐〕【水色】

薄い藍色。青色。あさぎ色。

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百科事典マイペディアの解説

水色【すいしょく】

海洋,湖沼などの水の色。白昼水面の真上から見たときの水の色をフォーレル標準色の等級と対比させる。一般に水色が青いのは日光が水の分子や微細な粒子で散乱されるとき,波長の短い青い光のほうがより強く散乱されるため。
→関連項目海水

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栄養・生化学辞典の解説

水色

 「すいしょく」と読む.茶の評価法の一つとして,実際に沸騰した湯で抽出してその抽出液の色をみる方法があるが,この抽出液の色を水色という.

出典|朝倉書店
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世界大百科事典 第2版の解説

すいしょく【水色】

海,河川,湖沼などの色をいう。これらの色は,水中に入射した太陽光が水分子,溶存物質,懸濁物質によって選択吸収と散乱の効果を受け,ふたたび水面に出てきたときの分光組成によって決まる。以下では海の色について説明する。 溶存物質や懸濁物質の非常に少ない外洋水の海の色は藍青色であるが,これは主として水分子が長波長を強く吸収すること,および強度が波長の4乗に逆比例するレーリー散乱によって水分子が短波長光をより強く散乱する結果である。

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大辞林 第三版の解説

すいしょく【水色】

水の色。海や湖沼の水面を上方から垂直に見たときの色を一一の段階に分け、透明度を知る手がかりとする。
川・湖・海などの景色。水辺の景色。
みずいろ。

みずいろ【水色】

澄んだ水の色。薄い緑がかった青色。織り色では、経たて青、緯よこ白。

出典|三省堂
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飲み物がわかる辞典の解説

すいしょく【水色】


紅茶、緑茶などの茶をいれて、茶葉から成分が浸出して湯や水についた色あい。

出典|講談社
(C)Kodansha 2013.
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

水色
すいしょく

湖沼や海、河川などの水の色。湖面や海面を上方から見下ろすと、晴天の日には青く、曇天や雨天の日には灰色に見える。これは水中よりの反射光または散乱光に加えて、空の色が映ったためである。天候によって支配されない水中から出てくる光だけを測定するには、底が透視できない深い所で、舟の陰や海岸の山陰の水色をフォーレル水色標準液と比較して行う。分子のように、波長に比べてはるかに小さい粒子による光の散乱は、レイリー散乱とよばれ、波長の4乗に逆比例するので、水中からは短波長の青色光が多く散乱されることとなり、水は一般に青く見える。水中に懸濁物質が多いと、これらの大きな粒子による散乱は波長に無関係になるため、白色光も散乱されて青色光と混じるので、水色は緑から黄緑へと移行する。したがって水色と透明度とは関係を有する。また湖水の溶存成分やプランクトンの繁殖によって独特な水色を呈することもある。
 諏訪湖(すわこ)(長野県)や霞ヶ浦(かすみがうら)(茨城県)では、夏期に水の華が発生するので、水色は黄色を呈する。北海道の泥炭地の沼や、尾瀬ヶ原(群馬・福島・新潟県)の湿原にある池塘(ちとう)などでは、フミン酸などの有機物が溶存しているため淡褐色を呈しているが、これらの湖水の水色の決定にはフォーレルの標準液は適さず、ウーレの水色標準液が用いられる。磐梯(ばんだい)高原にある五色沼(ごしきぬま)(福島県)の水は火山性の地下水の影響を受けて、エメラルドブルーや赤褐色の水色を示すものがある。これらは硫酸カルシウムや酸化鉄が水中に多量に存在するためで、前述の水色標準液での判定は困難である。[榧根 勇]

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