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フランシアン方言 フランシアンほうげんFrancien dialect

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フランシアン方言
フランシアンほうげん
Francien dialect

古期フランス語の一方言。イルドフランス地方に行われていたが,10世紀末にカペー王朝が成立して以来,政治的,文化的優勢を背景にして優位に立ち,標準フランス語の基礎となった。

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世界大百科事典内のフランシアン方言の言及

【フランス語】より

…古代ローマ人によってもたらされたラテン語が,北フランス地方において固有の変化を遂げて形成された言語である。元来,数多くの方言を含んでいたが,そのうちの一つ,パリを中心とするイル・ド・フランス地方の方言(フランシアン方言francien)が13世紀以降,国王権力の伸長を背景に威信を高め,この方言を基盤にした書き言葉,次いで話し言葉がフランス全土の共通語,国語としての地位を獲得するにいたった。単にフランス語という場合,この共通語たるフランス語,すなわち共通フランス語を指すことが多い。…

※「フランシアン方言」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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