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ベースシア係数 ベースシアけいすうbase shear coefficient

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベースシア係数
ベースシアけいすう
base shear coefficient

多層建築物の最下層の剪断力係数のこと。n 階の多層建築物の地震応答において,r 階に生じる水平剪断力 Qrr 階より上の全重量で割った比を層剪断力係数という。すなわち層剪断力係数 Cri 階の重量を Wi としたときに の式で定義される。建物の最下層における層剪断力係数を特に「ベースシア係数」といい,これは建築物全体の振動性状,あるいは設計上の耐震性能などを代表する値とみることができる。高層建築物の設計にあたって,地震応答の結果に基づき,建物の重要度や地盤の性状などを考えて設計上採用する値が設計用ベースシア係数,設計用層剪断力係数である。

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