ペネトレーションテスト(読み)ぺねとれーしょんてすと

デジタル大辞泉 「ペネトレーションテスト」の意味・読み・例文・類語

ペネトレーション‐テスト(penetration test)

侵入テスト

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ペネトレーションテスト」の解説

ペネトレーションテスト

システムセキュリティを検査する方法のひとつ。特にネットワークに接続された情報システムがハッカーからの攻撃に対して強固であるか否か、実際に攻撃を試みて安全性の検証を行なう。テストは、高度な技術と共に、自社機密を任せられる信頼性が必要であるため、セキュリティ関連の専門業者に委託することが多い。さらに年々、進歩するハッキング手口に対応するため、ペネトレーションテストも定期的に行なう必要がある。ペネトレーションテストは、統一された方法が確立していないため、テストを行なう機関によってしばしば結果が相異する場合がある。例えば、2002年に開始された「住民基本台帳ネットワーク」は、総務省のチェックでは「ぜい弱性なし(セキュリティは強固)」という結果が出たが、長野県の独自のペネトレーションテストでは「ぜい弱性あり(セキュリティに問題あり)」という結果がでた。

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情報セキュリティ用語辞典 「ペネトレーションテスト」の解説

ペネトレーションテスト

貫通、侵入テスト。ネットワークの脆弱点を探査し、侵入できるかどうかを調査すること。

出典 教育ネットワーク情報セキュリティ推進委員会(ISEN)情報セキュリティ用語辞典について 情報

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