マイクロチップ(読み)まいくろちっぷ(その他表記)microchip

翻訳|microchip

デジタル大辞泉 「マイクロチップ」の意味・読み・例文・類語

マイクロチップ(microchip)

ひとまとまりの集積回路を、小型のシリコン単結晶基板の上に構成したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「マイクロチップ」の解説

マイクロチップ

動物の個体識別を目的として、動物の皮下に挿入される超小型(直径2mm、全長約10mm)の集積回路(IC)。ペットの検疫制度の改正で、日本の行政機関も、マイクロチップによる輸入動物の個体識別を義務化した。ただし、マイクロチップは製造元により様々あるため、国際標準化機構(ISO)11784または11785に適合するマイクロチップでないと、日本の動物検疫所では読み取りができないことに注意しなければいけない。従って、海外でそれ以外のマイクロチップをすでに装着している場合は、動物検疫所に問い合わせるか、あるいは読み取り機を持参する必要がある。

(石田卓夫 日本臨床獣医学フォーラム代表 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 「マイクロチップ」の解説

マイクロチップ

チップのこと。集積回路内のシリコン片。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android