法則の辞典 「マタイ則」の解説 マタイ則【Mathiew rule】 マルコフニコフの法則*の別名である.C = C二重結合にハロゲン化水素分子が付加するとき,もともと結合している水素原子数が多いほうに水素が付加し,少ないほうにハロゲン原子が付加する.これは「それ,持てるものは与へられて益々豊かならむ,されど持たざるものは,その持てるものをも取らるべし」という新約聖書マタイ伝福音書の箴言と同じだということで,この名がついた. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報