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リタ ṛta

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

リタ
ṛta

インド神話におけるの法則。天則と訳されることがある。峻厳な律法神であるバルナによって保護される掟で,自然界人間界も,神々すらもこの一貫した天則に従わなければならないものと考えられた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内のリタの言及

【インド神話】より

…バルナは宇宙の秩序と人倫を支配する司法神である。彼は天則リタ(アベスターのアシャに相当)の守護者である。彼は人々の行為を監視し,少しでもリタにそむく者がいたら,その罪人を捕縛し,腹水病にかからせる峻厳な神であるが,その半面,悔い改める者に対しては慈しみ深い。…

【ダルマ】より

…ダルマが正しく守られないとき,人間社会は混乱に陥り,虚偽と不正義が横行するという。古いベーダの時代には,天則(リタ)というものが世界の秩序の根源だとされていたが,やがてその概念は,このダルマによって表現されるようになったのである。また,ベーダの権威を認めず,四つの階級と四つの生活段階を認めず,したがってまた,ベーダにのっとった祭式を認めない宗教,たとえば仏教やジャイナ教でも,ダルマということを非常に重視する。…

【天】より

…こうして古代アジアの諸族において天そのものを神とみる観念が生じたが,やがてそこから天をもって世界に秩序を与える力の根源とする見方があらわれた。すなわち古代中国の〈天命〉や古代インドの〈リタ(天則)〉の観念がそれである。またこうした天の観念が人格化される場合は天上の父神=天父神とされ,しばしば大地を人格化した母神=地母神と比較対照される。…

【天則】より

…ベーダ時代のインドで,全宇宙の秩序を保つ原理として考えられていたもの。サンスクリット語のリタṛtaの訳。天則は,天体の運行,自然界の秩序のみならず,祭式のありかた,人倫のありかたなど,いっさいに貫徹せんとするものである。…

※「リタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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