一にして全(読み)いつにしてぜん(その他表記)hen kai pan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「一にして全」の意味・わかりやすい解説

一にして全
いつにしてぜん
hen kai pan

前6世紀のギリシアの宗教詩人クセノファネスの「すべては一であり,一は神である」 (シンプリキオスによる) という神学説に始り,以後汎神論的世界観を示す特徴的な表現となっている。

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